＜新築マンション市場動向＞
　　　　　※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数　5,452戸（前年同月95.4％増）
〇契約率　　　　79.9％（前月71.4％からアップ）
〇平均価格　　　6,123万円（前年同月3.4％アップ）
〇即日完売　　　3物件　661戸　
〇販売在庫数　　5,697戸（前月より321戸増加）　
　　　　　　　　　　　　　　　　
※月間供給数は前年同月の倍増と大幅増
※契約率は8割に迫る勢い
※平均価格は5ヵ月連続のアップ
※在庫は前月末比5,376戸から321増加


＜中古マンション市場動向＞
　　　　　※東日本レインズ調査
　
〇成約件数　　　　 3,416件（対前年同月-5.6％）
〇㎡単価　　　　　60.92万円（同＋7.1％）
〇成約価格　　　　3,897万円（同＋3.8％）
〇新規登録件数　　13,931件（同＋1.1％）
〇在庫件数　　  　 35,389件（同－8.1％）

※成約件数は5ヵ月連続で前年同月を下回る
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
※新規登録件数は27ヵ月ぶりに上回る
※在庫件数は24ヵ月連続で前年同月を下回る


新築マンションの供給数は大規模物件が
牽引し、前年同月の倍増となった。
毎年12月は新春需要に向けて供給は多いが
11月にここまで多いのは想定外だった。
成約率も8割に迫る勢いで、新築マンション
人気は衰える状況にはない。

中古マンションは安定的な数字が
並んでおり、こちらも引き続き好調と
いうところだ。

住宅ローン減税が見直されるが
原因は低金利であり、いづれにしても
購入検討者にはいい環境が続いている。

コロナは先行き不透明とはいえ、
ワクチン、経口薬の開発が進んでおり
経済の回復も遠いことではないだろう。

世界的インフレが進むのであれば、
住宅購入は今がチャンスであることは
明確である。