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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

1月度 首都圏マンション市場動向

2022.02.17

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 1,128戸(前年同月14.9%減少)
〇契約率    58.4%(前月73.5%からダウン)
〇平均価格   6,157万円(前年同月5.7%アップ)
〇即日完売   2物件 17戸 
〇販売在庫数  6,437戸(前月より411戸減少) 

                
※月間供給数は2ヵ月連続の減少
※契約率は4ヵ月ぶりに大幅ダウン
※平均価格、㎡単価は久々に上昇
※在庫は前月末6,848戸から減少


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     2,760件(対前年同月-20.7%)
〇㎡単価     64.18万円(同+11.5%)
〇成約価格    4,149万円(同+10.0%)
〇新規登録件数  12,597件(同-6.6%)
〇在庫件数      36,632件(同-1.1%)

※成約件数は前年比-20%の大幅減となった
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
※新規登録件数はわずかに減少した
※在庫件数は26ヵ月連続で前年同月を下回る


2022年1月の新築マンション供給数は
昨年11月、12月の大量供給の影響か
対前年に比べると減少しました。

それよりも気になるのは契約率が50%台と
大きく減少したことです。

年が変わり、住宅ローン減税の改正、
オミクロン株の拡大、景気の不透明感が
影響したのでしょうか?

中古マンションも同じく契約件数が
大幅に減少しました。
新築マンションと同じことが言えるかも
しれません。

まだ1月だけなので何とも言えませんが
2月3月の繁忙期にデータが下がるようで
あれば、今年の不動産市場は厳しい
ものになるかもしれません。





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