ブログBLOG

ホーム  >  ブログ

口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

2月度 首都圏マンション市場動向

2022.03.18

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 2,287戸(前年同月2.0%増加)
〇契約率    73.3%(前月58.4%からアップ)
〇平均価格   7,418万円(前年同月16.3%アップ)
〇即日完売   4物件 187戸 
〇販売在庫数  6,146戸(前月より291戸減少) 

                
※月間供給数は昨年11月以来の増加
※契約率は2ヵ月ぶりの70%台
※平均価格、㎡単価は二桁アップ
※在庫は前月末6,437戸から減少


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     3,146件(対前年同月-12.3%)
〇㎡単価     62.51万円(同+8.4%)
〇成約価格    4,023万円(同+6.6%)
〇新規登録件数  12,951件(同-1.8%)
〇在庫件数      37,259件(同+2.5%)

※成約件数は1月に続いて大幅減となった
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
※新規登録件数はわずかに減少した
※在庫件数は27ヵ月ぶりに上回った


新築マンションは2月としては
ここ2年で一番の供給数となりました。
成約率も70%台と高く、なんといっても
平均価格の上昇が顕著でした。
市場は好調をキープしているように見えます。

反面、中古マンションはすこし陰りが
でているように見えます。
登録価格、成約価格は上昇しているものの
成約件数が減少し、在庫が増加するという
状況となっています。

今後、中古マンションは価格の調整が
必要になるかもしれません。


pagetop