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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

5月度 首都圏マンション市場動向

2022.06.20

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 2,466戸(前年同月4.3%減少)
〇契約率    70.2%(前月79.6%から減少)
〇平均価格   6,088万円(前年同月3.0%アップ)
〇即日完売   4物件 32戸 
〇販売在庫数  5,436戸(前月より129戸減少) 

                
※月間供給数は前月から反転して減少
※契約率は4ヵ月連続の70%台をキープ
※平均価格は2ヵ月ぶりのアップ
※在庫は前月に引き続き減少傾向が続く


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     2,877件(対前年同月-12.7%)
〇㎡単価     65.61万円(同+12.0%)
〇成約価格    4,174万円(同+9.5%)
〇新規登録件数  15,327件(同-4.9%)
〇在庫件数      37,039件(同+9.6%)

※成約件数は5ヵ月連続で前年同月を下回る
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
※新規登録件数はわずかに減少した
※在庫件数は4ヵ月連続で上回った


5月の新築マンション供給数は
東京23区と神奈川県が落ち込み
前年同月で減少しました。
平均価格は上昇したものの
㎡単価は2ヵ月連続の減少となりました。

中古マンションは成約件数が前年比
マイナス12.7%の2桁減となり
5ヵ月連続で前年同月を下回りました。

5月は大きな市場変化は見られませんでしたが
決して好調維持という状態ではありません。
経済状況から購入者マインドにブレーキが
かかろうとしているようにも見えます。
金融緩和策が継続される見通しで住宅ローンも
今のところ無事ですが、これからの政策変更
次第では小さな変化がおこるかもしれません。



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