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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

6月度 首都圏マンション市場動向

2022.07.21

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 1,917戸(前年同月1.1%減少)
〇契約率    67.7%(前月70.2%から減少)
〇平均価格   6,450万円(前年同月3.8%アップ)
〇即日完売   5物件 217戸 
〇販売在庫数  5,072戸(前月より274戸減少) 

                
※月間供給数は2ヵ月連続の減少
※契約率は1月以来の60%台
※平均価格は2ヵ月連続のアップ
※在庫は前月に引き続き減少傾向が続く


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     3,003件(対前年同月-7.9%)
〇㎡単価     66.99万円(同+12.8%)
〇成約価格    4,231万円(同+9.2%)
〇新規登録件数  14,461件(同+10.8%)
〇在庫件数      37,179件(同+10.5%)

※成約件数は6ヵ月連続で前年同月を下回る
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
※新規登録件数は1割増加した
※在庫件数は5ヵ月連続で上回った


6月の新築マンションの販売戸数は
23区、都下、千葉県が大幅に減少し、
契約率は1月以来の60%台となり少し
陰りが見えます。

中古マンションは成約件数が6ヵ月連続で
前年同月を下回りました。
新規登録件数が増え、在庫も増えるという
状況で、こちらも見方によっては勢いに
ブレーキがかかっているようにも見えます。

但し、どちらも価格は上昇傾向にあり
この先、価格調整が起こらない限り、
物件次第という状況が続くと思われます。



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