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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

8月度 首都圏マンション市場動向

2022.09.22

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 1,162戸(前年同月40.1%減少)
〇契約率    62.0%(前月60.7%からアップ)
〇平均価格   6,102万円(前年同月18.1%ダウン)
〇即日完売   1物件 8戸 
〇販売在庫数  4,762戸(前月より364戸減少) 

                
※月間供給数は40.1%の大幅減
※契約率は3ヵ月連続の60%台
※平均価格は2ヵ月連続の下落
※在庫は大幅に減少


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     2,346件(対前年同月-10.3%)
〇㎡単価     67.29万円(同+13.7%)
〇成約価格    4,280万円(同+13.4%)
〇新規登録件数  12,795件(同+6.8%)
〇在庫件数      38,344件(同+10.8%)

※成約件数は前月から反転して減少
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇
※新規登録件数は前月に引き続きアップ
※在庫件数は7ヵ月連続で上回った

8月は前年と比べると大幅な変動が
見られました。
新築マンション高級戸数は40%の大幅減。
特に都下と神奈川が大幅に減少しています。
平均価格、㎡単価も2ヵ月連続の減少となりました。
新しい供給が減ったこともあってか、在庫は
大きく減少しています。

中古マンションは成約件数が10%の減少。
価格は相変わらず上昇傾向が続いています。
新規登録は減少している割には在庫が
増えているという状況です。

8月はそもそも不動産の動きが悪い月ですが
新築も中古も勢いがなくなった気がします。
コロナは落ち着きを取り戻してきているものの、
経済の先行き不透明感により購入者マインドが
冷え込んでいないか心配です。






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