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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

10月度 首都圏マンション市場動向

2022.11.21

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 2,768戸(前年同月34.7%増加)
〇契約率    71.9%(前月61.6%からアップ)
〇平均価格   6,787万円(前年同月0.5%アップ)
〇即日完売   2物件 47戸 
〇販売在庫数  4,945戸(前月より148戸増加) 

                
※月間供給数は3ヵ月ぶりに増加
※平均価格は2ヵ月連続の上昇
※契約率は5月以来の70%台
※超高層物件は契約率86.2%


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     3,072件(対前年同月-10.7%)
〇㎡単価     69.40万円(同+14.7%)
〇成約価格    4,395万円(同+13.1%)
〇新規登録件数  16,446件(同+10.8%)
〇在庫件数      40,300件(同+14.4%)

※成約件数は3ヵ月連続で減少
※成約価格は29ヵ月連続で上回る
※新規登録件数は前月に引き続きアップ
※在庫件数は9ヵ月連続で上回った


新築マンションの供給戸数は8月、9月と
大きく落ち込み、不安がよぎりましたが
10月は全エリアで供給を伸ばし、
対前年34%アップと勢いを取り戻しました。

中古マンションは成約件数が3ヵ月連続で
減少し、在庫が増える傾向が続いています。
成約価格は29ヵ月連続で上昇しており
価格の高騰は続いています。

世界経済がなんとなく落ち着き始める
様相を見せており、不動産市場も大きく
落ち込むことにはならなかったようです。

これから繁忙期に向かいますが、好調とは
言わずとも、通常の不動産市況が続くこと
を期待します。


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